3;手順について

1列づつ合わせていくのですが、合わせた列の右側を次ぎに合わせる方法を解説します。
これは、先ほどの8つのパターンの左側(1832,8123,3812,8321)を主に使用します。

反対に合わせた列の左側の列を次ぎに合わせる方法は8つのパターンの右側(7892,8729,
9872、8927)を主に使用することとなります。

それでは手順です。

1) 黒色の玉2個を合わせます。

2) 1列を合わせます。

3) 2列を合わせます。(1列目の右側の列)

4) 3列を合わせます。(2列目の右側の列)

5) 残りの黒色の玉1個を合わせます。

6) 完成。

     大きく分けて以上の手順となりますが、各手順にはより細かな操作があります。




手順1 黒色の玉2個を合わせます。

どこの列でも結構ですので、同じ列の1行と2行に黒色の玉を合わせます。
その後、この2個をB列に回転します。(下図の左の状態です。)
そして、下に示す回転(8927×7)を行います。

左側の図が実行前で、右側が完成の図です。

  × ×8624
×2
−---→
× ×
          
          
           
           
×× ××




手順2 1列を合わせます。

1行目にある色に合わせていきます。
1列目はどの色でも結構です。2個以上あっているものがあればそれを1列目にしましょう。
(1行目と2行目、あるいは1行目から3行目が同じ色で、つながっているものを選んでください。
同じ列にあるだけではいけません。その列から隣りの列に移動させて入れ換えなければなりませんので)

×D0×
A1B1C1D1E1
A2B2C2D2E2
A3B3C3D3E3
A4B4C4D4E4
A5B5×D5×

合わせる色の玉をD列に持って行きます。
次ぎに合わせたい色の玉をE3の位置に持ってきます。
その後、左のパターンのうち1832×14で次々に1列目に入っていきます。

(以後断りの無い限り左のパターンを使います。上のパターンとあれば、左のパターンのうち
上のパターン(7892,8729)を示すものとします。)

それでは例です
    
× ×
       
     
    
          
××

  S−1

  A2のをD列のに合わせようとするものです。
  に移動させて、1832×14を実行します。

  E3の位置が、1列完成へのルートとなります。

  まず7×2で下のようになります。



 
× ×
      
    
    
          
××

  S−2

  D2のを3行目に移動させます。

  8123×14を実行すると下のようになります。


 
× ×
      
     
    
          
××

  S−3

  B2のをC列に移動させます。

  9×2を実行すると下のようになります。


 
× ×
      
     
    
          
××

  S−4

  E3のをD列に移動させます。

  1832×14を実行すると下のようになります。
  (1個完成)


 
× ×
      
    
     
          
××

  S−5

  1個完成です。

  同様にして、残りの2個を合わせて行きます。


E3までの移動について

   合わせたい列をAからC列のいづれかに回転させておきます。
   これは、合わせたい玉のある位置によってAからCの位置が決まります。
   移動して行くのはD列とE列で、AからCは変化が無いからです。
   (上の例ではS−1がこれにあたります。)

   0行から2行にある場合は、上のパターンを使ってD2の位置に
   移動します。そのままで下のパターンで、3行目に移動します。
   (上の例ではS−2がこれにあたります。)

   最後の完成のパターンの位置まで移動させます。(上の例ではS−3がこれにあたります。)







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