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[基本画面]
[色変更画面]
[解答作成画面]
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はじめに
- 「The Cube」とは
一昔前に大変に流行した「ルー○○○キューブ」がありました。 それは一つの面に3×3の
小さなキューブ(正確にはキューブは立体をさしますので間違いではありますが、ここではこう表現
させていただきます。)を持つ立方体でしたが、その後、4×4(リベンジ)、5×5(プロフェッサー)
が発売されました。
このアプレットは、それらをすべて楽しめる上に、更に、2×2、6×6のものを追加したものです。
色が気に入らないと言われる方のために、色を変えることが出来ます。更に、もう一つの特徴は、
これを使って家のどこかに眠っているものを元の状態の戻すことが出来ることです。
3×3から4×4は難易度がアップしていますが、5×5になりますと、4×4とほとんど難易度は
変わりません。Cube数が多くなった分、時間がかかるだけです。5×5以上は作成してもあまり意味の
無いものかもしれませんが、プログラム的にもほとんど手を加えること無くCube数の増加が可能です
ので、追加してみました。
画面800×600を想定して作成していますので、これ以上多くすると見にくくなることもあり
6×6までとしました。(私は6×6でも結構見づらいのですが。)
遊び方
- 一般的な遊び方
Cubeの数を選択し(起動時は、3×3となっています。)「ランダム」ボタンを押すと適当な回転を
行った状態を表示しますので、マウス操作等により完成させて下さい。
初心者の方は、2×2から始めてはいかがでしょう。5×5以上は暇つぶし的になると思います。
遊ぶだけならマウス操作だけで簡単に出来ますので、マウスによる操作をお勧めします。
- 自分のものを合わせる
ご自分でお持ちのものを元の状態に合わせることが出来ます。ここで合わせることの出来るものは、
ルービックキューブと言われている3×3のものだけです。
1.「色変更」で、各Cubeの色をお持ちのものに合せます。
方向、色を間違わないように入力して下さい。
2.解答作成で解答の手順を作成します。
3.進む(緑の右向き三角)で、示される手順をそのとおりに実行します。
この時、方向、手順の確認を充分行いながら実行して下さい。
手順は、組み合わせテキストエリアに回転軸、回転Cube、回転角で表示されます。
(この見方は、基本画面での操作をご覧ください。) また、回転方向を示す矢印(180°の場合は
「=」又は「‖」を表示します。)が表示されますので、こちらもでも可能です。
現在の処理ステップ番号が、右側に表示されます。解法の手引きと
共に、使用することでご自分で元に戻すことが出来るようになることでしょう。(多分)
詳細の操作、画面上の表示等は、基本画面の操作等をご覧ください。
- その他
組合せ実行をすることで、その組み合わせの動作を解析できます。色変更で一部を変更して、
その動きを見る。進む、戻るを繰り返すことにより、動きの解析を行う等があると思います。
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基本画面でのボタン等の説明
- ランダム
適当に回転させた状態を表示します。初期状態からランダムに回転させていますので、
完成できないようにはなりません。
- 初期化
初期状態(きちんと揃っている状態)にします。
- 文字
文字が表示されていなければ、文字を表示し、表示していれば、表示しないようにします。
文字はA〜Z、0〜9で、 左上から右下へ、必要個数を表示します。
解析時に移動状況が良く解ると思います。
- 色変更
全体又は、個々のCubeの色を変更できます。詳細は色変更画面での操作をご覧ください。
- 解答作成(3×3のみ)
ステップ毎、又は一連のステップでの解答を作成します。
ここでの操作手順数が、右側中ほどに表示されます。
詳細は解答作成画面での操作をご覧ください。
- Cube数選択
2×2〜6×6の何れかを選択します。選択時には初期状態に戻ります。
- 記録開始または終了(赤い丸)
操作の記録を開始します。(このボタンは、記録を開始すると、表示がくぼんだ状態となる
トグルボタンとなっています。)終われば、再びこのボタンを押して下さい。
記録された内容が、組み合わせ入力のテキストエリアに表示されます。
手順の数は、30組までです。それを越えると、最終からの手順30組を保存するように
なっています。記録中は「記録終了」ボタン(記録開始ボタンと同じ)を押すまで
他の処理は出来ません。
- 戻る(緑の左向き三角)
実行した手順を戻します。1回転の手順毎に戻しますので、組合せ回転においては、
組合せそのものではなく、一つ一つの回転で戻して行きます。
通常の操作中、及び解答作成での操作中のどちらでも戻すことが可能です。
実行した手順数が、右側中ほどに表示されます。
- 進む(緑の右向き三角)
戻った場合に先に実行した手順を進めます。ここでも、組合せ回転においては、
組合せそのものではなく、一つ一つの回転で進めて行きます。
通常の操作中、及び解答作成での操作中のどちらでも進めることが可能です。
実行した手順数が、右側中ほどに表示されます。
- 連続手順(緑の右向き三角と棒)
解答を作成した場合において、その手順を最後まで実行し、表示します。
あるステップを見たい場合に、その前のステップまで解答を作成して
ここでの実行を終わらせる。という時等に使用して下さい。
- 組合せ実行
各種の回転を組合せたものを、下にあるテキストボックスに入力したものを実行します。
入力については以下に示す回転方法を参照して下さい。
- 組合せクリア
組合せを入力するテキストボックスをクリアします。
- 組合せは「回転軸」、「回転Cube番号」、「回転角」を一つの手順として
それらを組合せて複数の手順を実行するものです。
回転軸 : X軸=x 、 Y軸=y 、 Z軸=zを入力
回転Cube : 各Cube番号を入力(複数個指定可能です)
回転角 : 90°=1 、 180°=2 、 270°=3を入力
(角度とは、原点から見て、右回りの角度を言います。)
例1
3×3の場合
x31 : 右端を手前側に90°回転
(回転軸はX軸、右端は原点よりX軸方向に3番目、角度は90°=1)
y33 : 上端を左側(右側が手前に来る方向)へ90°回転
(回転軸はY軸、上端は原点よりY軸方向に3番目、角度は270°=3)
x33 : 右端を奥側へ90°回転
(X軸で、X軸方向に3番目を、270°回転)
y31 : 上端を右側へ90°回転
(Y軸で、Y軸軸方向に3番目を、90°回転)
x31y33x33y31と入力する。
例2
4×4以上の場合(Cube番号を複数個指定した例)
x143z13x33z12x31z11x141
回転方向を間違わないようにして下さい。
入力の文字数は90となっています。これを越えるとエラーとなり、回転はしません。
入力し直して下さい。
- マウスドラッグによる回転(遊ぶだけの場合はこちらが簡単です。)
- 同一平面内で、そのCubeに沿ってドラッグしますと、その方向にそのCubeの列(又は行)が
回転します。マウスの移動量が、1つのCube分移動すると90°で、2つ以上移動すると180°
回転します。(斜めのドラッグはどちらへ動いて良いのかわかりませんので有効ではありません。)
面を越えてドラッグした場合、全体をその方向に90°回転します。
- 「戻る」、「進む」ボタンについて)
- 「戻る(緑の左向き三角)」ボタンで、実行した手順を戻すことは出来ますが、
「進む(緑の右向き三角)」ボタンは、戻った手順を進めるだけのものです。
また、戻ったところで、マウスで何らかの手順を行うと、その手順が最終の手順と
なるようになっていますので、間違わないようにして下さい。
A・B・C・D・E・F・Gと実行している場合、「戻る」手順で、Gを実行する前に戻ります、更に「戻る」
手順で、Fを実行する前に戻ります。ここで、マウスで何らかの手順を実行した場合、実行した手順を
Pとすると、それまで実行してきた手順はA・B・C・D・E・Pとなってしまいます。ここで「戻る」手順を
2回実行すると、Eを実行する前に戻ります。F、Gの手順は記憶していません。
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色変更画面でのボタン等の説明
- 決定
希望の変更の処理が終了した時に、このボタンを押すことで、有効となります。
- キャンセル
基本画面に戻り、ここでの変更は有効となりません。
- 既定値
起動時の設定に戻します。
- 面選択チェックボックス
処理選択で面全体が選択されている時は、その面を指定することなり、
Cubeが選択されている時は、色を指定することとなります。
- 色項目選択チェックボックス
背景、文字、薄文字、枠線の別を選択します。
- 処理選択チェックボックス
面全体の色か、Cubeそのものの色かの選択をします。
- 赤・緑・青スクロールバー
各色成分の値を変更します。マウスドラッグで可能です。
- 10進数テキストボックス
マウスドラッグでの値が表示されます。また、10進数で入力したい場合、
0〜255の値を入力します。リターンキーを押すことで有効となります。
- 16進数テキストボックス
マウスドラッグでの値が表示されます。また、16進数で入力したい場合、
00〜ffの値を入力します。ここでもリターンキーを押すことで有効となります。
色変更画面での操作
- 各面全体の色を変更する場合
1面〜6面の希望の面にチェックつけ、各色成分のスクロールバーを変更するか、
10進数、又は16進数を入力することで変更できます。
背景、文字、薄文字、枠線についても同様に、変更したいヶ所をチェックし、色を設定して下さい。
他に変更したい面を選ぶ方法として、その面をクリックすることでも面を選択できます。
- 各Cube毎の色を変更する場合
1面〜6面の希望の色にチェックつけ、設定したいCubeをクリックして下さい。
同一面内で、同じ列又は行をドラッグすることで、複数のCubeの色を変更することも出来ます。
面を越えてドラッグされた場合は、全体を回転しますので、常に正面に持ってきて入力できます。
間違った配置で色を設定しても厳密なチェックは行っていませんので、その必要がある場合は、
充分注意をして。間違わないように設定して下さい。
これは、動作をチェックしたい時に、色の移動が解る程度にしているためで、厳密なチェックを
行うと、正確に色を設定しなければならないからです。(厳密なチェックができないのかも。)
- 元の色に戻す場合
既定値を選択して下さい。これは、既定値に戻すもので、一度変更し、更に変更した場合、
その前の色に戻すものではありません。
- その他
上記の変更を有効にする場合は、設定を選択して、終了します。
また、変更せずに終わらせたい場合は、キャンセルを選択して下さい。
フレームの右上の×で、終わらせないで下さい。
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解答作成画面でのボタン及び操作説明
- 実行
希望の設定が終了した時に、このボタンを押すことで、有効となります。
- キャンセル
基本画面に戻り、ここでの設定は有効となりません。
- ステップ選択チェックボックス
解答の手順は7つのステップに分けています。そのステップの内、どのステップを実行するかを
選択します。各ステップは以下のようになっています。
ステップ1 任意の面のコーナーキュ−ブ4個合わせる。
ステップ2 STEP1と同じ面のミドルキューブ4個を合わせる。
(1面完成、ここで、合わせた面を下にする。)
ステップ3 真ん中の段、ミドルキューブ4個を合わせる。
ステップ4 上の面のミドルキューブの色を合わせる。(位置は合っていなくても良い。)
ステップ5 上の面のコーナーキュ−ブの位置を合わせる。(色は合っていなくても良い。)
ステップ6 上の面のコーナーキュ−ブの色と位置を合わせる。
ステップ7 上の面のミドルキューブの色と位置を合わせる。(完成!)
これらの手順は、多くの方が行われている手順のようです。実は、私の手順はこれらのものとは、
異なります。ステップ4とステップ7を合せ、ステップ5とステップ6を合わせたものを同時に行います。
それでは、「手順が少なくなるか?」と言うと、必ずしも少なくなりません。かえって多くなったり、
解りにくい状況になったりします。コンピュータ化するにあたり、こちらの方が簡単(一つの手順で
1つの判断で良いため)ですので、こちらを採用させていただきました。
機会があり、きちんとまとめられましたら掲載したいと考えています。
- 単独実施
各ステップを単独、又は一連のステップ(ステップ2〜4、3〜7等)を実行する場合に選択します。
ここが、選択されていて、ステップ選択チェックボックスが、2つ以上選択されている場合は、
最小と、最大の間を実行します。
例えば、ステップ2とステップ5にチェックが合った場合、ステップ2〜ステップ5までを実行します。
- 以降すべて実施
ステップ選択チェックボックスで選択されているステップ〜ステップ7(最終ステップ)までを実行します。
ステップ選択チェックボックスが、2つ以上選択されている場合は、最小のもの以降を実行します。
例えば、ステップ2とステップ5にチェックが合った場合、ステップ2〜ステップ7までを実行します。
上記の各々の処理については、そのステップが実施される状況になければいけません。
例えば、ステップ2を行う場合、ステップ1までは完成されていなければなりません。
チェックは行っているつもりですが、エラーがあることも考えられます。充分確認しながら実行して下さい。
- 手順数について
解答までの手順数を右側中ほどに表示します。この手順数は、解答のみではなく、次の手順を行うために
回転等を行うものも含めています。また、全体を裏返す時の手順は、各列毎に行っていますので、
必要手順数は3となります。水平に回転する場合も同様です。
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